中途覚醒 対策

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中途覚醒の症状とは?

中途覚醒とは不眠症状の一種になります。寝ていて夜中に何度も目が覚めてしまうと言った症状のことです。眠ることができなくなる、入眠困難という状況とは違い

眠ることはできるが、夜中に起きてしまい、一度起きたら眠れなくなるといった症状になります

睡眠障害の中でも特に多いもので、日本人の不眠症の内およそ2割近い人がこの症状を訴えています。この症状で厄介なのが、精神的なストレスを引き起こし、更なる症状が出てきてしまいます。

 

肉体的には休むことができていない状態になるので、身体の疲れが取れていません。なので日常的な作業効率が悪くなったり、判断がにぶくなったりするなどの症状も出てきます

 

中途覚醒原因:老化

 

中途覚醒原因:老化

中途覚醒の原因は多く考えられますが、その一つに老化が考えられます。メカニズムとしては人間の睡眠のリズムであると考えられています。人間の睡眠には眠りが深いノンレム睡眠と、眠りが浅いレム睡眠があるリズムでくることが知られています。

 

この眠りが浅くなるレム睡眠のタイミングで起きてしまうことが基本的なメカニズムです。

 

ノンレム睡眠とレム睡眠の割合は

 

老化につれてレム睡眠の方が多くなります。このため夜中に起きてしまう可能性が高まってしまうのです。また首や肩の痛みも中途覚醒の原因になると考えられており、これも老化によって悪化してしまいます。これらが重なる老化は中途覚醒の原因になると考えられています

 

中途覚醒原因:ストレス

 

中途覚醒原因:ストレス

中途覚醒にはストレスによる原因も考えられています。人間はストレスを感じることで、自律神経が不安定になり、脳がリラックスできていない状態で睡眠をとることになります。

 

こうなると小さな刺激でも目が覚めやすくなってしまいます。これが眠りの浅いレム睡眠のときに小さな刺激を受けることで、目が覚めやすくなってしまうのです。

 

ストレスが原因になってしまうと目が覚めた後に眠りにつくのが難しくなってしまうという特徴があります。心配事が多いと眠りにつくのが難しくなってしまうのと同じ状態です。

 

しかしストレスが原因となっている場合は、その要因を解決すれば治る可能性が高く、治りやすい状態という見方もできます

 

中途覚醒原因:首・肩の痛み

 

首・肩の痛み

1つとして首や肩、腰などの痛みがあげられています。寝ている間に首、肩、腰などに負担がかかると痛みを感じて目が覚めてしまうことがあります。

寝具が体の負担になっている場合があるので

 

朝起きたときに痛みを感じたときは、寝具を見直してみると痛みを抑えることができるかもしれません

 

中途覚醒原因:睡眠時無呼吸症候群

 

眠っている間に呼吸が頻繁にとまる症状は、睡眠時無呼吸症候群と呼ばれています。睡眠時無呼吸症候群を患ってもすぐに体に影響が出ることはありませんが、数年後の生存率に影響が出るといわれています。睡眠時無呼吸症候群で呼吸が一時的に止まってしまったときに瞬間的に目が覚めてしまうことがあります。

 

この症状が現れたときは、目が覚めていることが自分で自覚ができていないことがあります。十分な睡眠をとっているはずなのに日中に眠気が起こるというときは注意が必要です。睡眠時無呼吸症候群は、病院で治療を受けることができるので、気になる症状があるときは、早めに医療機関を受診しましょう。

 

中途覚醒原因:アルコールやカフェイン

 

アルコールの摂取

アルコールやカフェインの摂取も中途覚醒の原因になります。お酒を飲むと体はアルコールを分解しようと作用し、アセトアルデヒドを発生します。

 

アセトアルデヒドの分解は

 

交感神経を活発にする作用があるので、睡眠中にも関わらず脳の働きが活発になり、すぐに目が覚めてしまうという症状が起こりやすくなります。眠気を覚ますためにカフェインを大量に摂取していると中途覚醒が起こりやすくなるといわれています

 

眠る前ではなく、朝や昼にコーヒーを飲んだという方もカフェインの効果は長く持続することがあるので、飲み過ぎには注意が必要です。中途覚醒が頻繁に起こるという方は、なるべくカフェインを摂取量を減らすことを心掛けておきましょう。

 

中途覚醒を改善する方法

食事の時間を改善

 

中途覚醒は生活習慣の影響からも起こる原因となっています。具体的な原因を挙げると寝る前の飲酒や遅い時間帯の食事があります。

 

夜遅く食事をすると胃の中に食べ物が残ったまま眠りにつくことになり消化活動の最中に睡眠をとることになり、身体の一部が動いていると眠りは浅くなります。

 

食事の時間

そこで食事の時間帯を改善することで深い睡眠がとれるようになります。就寝時間の3時間くらい前には食事は終わらせておくようにします。食事も脂っこいものは消化を遅くさせるので控えるようにします。就寝前の飲酒も控えるようにします。

 

アルコールの摂取は交感神経を刺激させ眠りを浅くさせます。就寝前の2〜3時間前にはお酒を切り上げる習慣を身に付けておくと良いでしょう。

 

朝に光を浴びることで眠りを深く

 

朝日

中途覚醒の症状が起こりやすくなるのは加齢の影響により、睡眠が浅くなることが原因のひとつです。眠りが浅くなるのは睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量が年齢とともに少なくなるからです。メラトニンの減少を抑えることが出来れば中途覚醒が改善されると言える

 

メラトニンは夜中になると分泌量が増え、睡眠を促したり深い眠りを促進します。メラトニンがたくさん分泌されると夜中に目が覚めにくくなり、中途覚醒が起こりにくくなります。睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌量が増えるには脳内物質のセロトニンを増やすことです。

 

セロトニンは人間の体の中で生成される物質で、それを増やすためには朝から太陽の光をしっかり浴びることにあります。日中に太陽の光を浴びるほどセロトニンは増えていきます。

 

寝る環境の改善を行う

 

寝具

中途覚醒は寝ている間に首や肩や腰に負担がかかり、その痛みで深夜に目が覚めることがあるのも原因として考えられます。それには寝る環境が良くないことにあり、寝具が自分の体に合っていないのかも知れません。枕や敷布団などの寝具は経年変化により、次第に自分の体に合わなくなります

 

目覚めた時に体に痛みがあるのなら、痛みが軽減できるような寝具に変えることで対策がえられます。特にマットレスのかたさについては、あまり柔らかいと寝返りが打ちづらくなりずっと同じ姿勢で寝ることになるので体に負担がかかります。

 

逆に硬すぎると寝返りが多くなり目が覚めてしまうことになります。定期的に寝る環境を見直すことで良い睡眠が促進されます

 

 

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